2月5日(火)
こんばんは!
塗装部の上村です!
今日はセラミックの外壁塗装を行いました。
セラミック塗料の耐久年数について少し説明します。
まずセラミックとは、砂や石、セラミックビーズなどの微粒子が配合された塗料のことをいいます。
外壁や屋根の保護に使われる塗料には、
1. アクリル樹脂塗料
2. ウレタン樹脂塗料
3. シリコン樹脂塗料
4. ラジカル塗料
5. フッ素樹脂塗料
という5段階のグレードの違いが存在し、予算や家の耐久性によって選び分けられており、数字が大きい順に耐久年数は長くなり、最も耐久性が高い種類はフッ素塗料です。
セラミック塗料とは、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料のどれかにセラミックが配合されたものを指します。
塗料の耐久性はセラミックではなく樹脂に左右されます。
大手塗料メーカーのエスケー化研では、『セラミタウンマイルド』というセラミックが配合されたウレタン塗料を販売していますが、この塗料の耐用年数は6~8年と記載されており、これはセラミック非配合の通常のウレタン塗料と変わらない耐用年数です。
同じくエスケー科研が販売しているセラミック配合のシリコン塗料『水性セラミシリコン』も、耐用年数はセラミック非配合の通常のシリコン塗料と同じ12~15年となっています。
ですので、セラミックの耐久年数は樹脂の耐久年数によって変わっていきます。
もっとたくさんの知識を身につけ今後に活かしていこうと思います。
明日も頑張ります。